外壁塗装コラム

錆止め塗料は色が決め手!基本知識と選び方をご紹介します!

住宅の金属部分のメンテナンスには、錆止め塗料の正しい選び方と使用方法の知識が欠かせません。
この記事では、錆止め塗料の基本知識から、色による選び方まで、解説しますので、錆止め塗料について疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

□錆止め塗料の基本知識

錆止め塗料は、金属の腐食を防ぐために欠かせないアイテムです。
この塗料は金属表面に塗膜を形成し、錆の原因となる水や酸素の浸入を防ぎます。
成分は顔料、樹脂、溶剤、添加剤の4つの成分で構成されており、顔料には錆止め効果のあるものが使用されています。

特に、エポキシ樹脂系の塗料は、その優れた接着性と耐久性から、近年では錆止め塗料の中でも特に重宝されています。
かつては鉛系やクロム系の錆止め塗料が主流でした。

しかし、これらが人体や環境へ悪影響を及ぼすことから、近年ではエポキシ樹脂系が多く使われています。
環境保護と健康への配慮から、鉛やクロムを含まない、鉛クロムフリーの錆止め塗料の開発が進んでおり、近年多く使われるようになっています。

□色で選ぶ錆止め塗料!

錆止め塗料の色選びは、仕上がりの美しさに直結するため、重要な選択基準の1つです。
基本の3色、赤・白・グレーは、それぞれ仕上げ塗料との関係性において重要な役割を果たします。

*色の意味と選び方

赤は一般的に濃い色の仕上げ塗料に適しており、白やグレーは明るい色の仕上げ塗料に適しています。
以前は赤の錆止め塗料が主流でしたが、現在は仕上げ塗料に合わせて、赤、白、グレーが使い分けられています。

仕上げ塗料が薄い、もしくは明るい色であれば、白やグレーを使用し、反対に仕上げ塗料が濃い若しくは暗い色であれば、赤を使用します。
このように使い分けることで、仕上げ塗料の色と錆止め塗料の色が調和し、理想的な仕上がりを実現できます。

*仕上げ塗料との関係性

錆止め塗料の色が仕上げ塗料に影響を与えるため、最終的な外観を考えながら色を選ぶことが大切です。
特に、仕上げ塗料が薄い色の場合、錆止め塗料の色が透けて見えないよう注意が必要です。

□まとめ

錆止め塗料を選び、使用する際には、その役割と成分、そして色の選び方が重要です。
正しい知識と注意点を理解することによって、金属部分のメンテナンスを効果的に行い、長期にわたり美しく保つことに繋がります。
当社には、リフォームについて豊富な経験と知識を持つスタッフが在籍しております。
枚方市でリフォームをご検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。

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