外壁塗装コラム

スレート屋根の長持ち秘訣!修理・メンテナンスの適切なタイミングと費用

自宅の維持管理に積極的で、住まいの状態を長期にわたって良好に保ちたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、特にスレート屋根の修理やメンテナンスに焦点を当て、寿命、メンテナンスや修理のタイミング、方法、および費用の相場について詳細に解説します。
スレート屋根を適切に管理し、その耐久性を最大限に引き延ばすための知識を提供します。

□スレート屋根の基礎知識を紹介!

1:耐久性の差異

耐久性はアスベストの有無や製造時期によって異なり、定期的な塗装やメンテナンスが寿命を延ばします。
スレート屋根の寿命は一般的に10〜35年程度とされていますが、これは建物の環境や使用されている材料によって大きく左右されます。

重要なポイントとして、10年前後の周期で塗装を行っているスレート屋根は、比較的長持ちしやすいという事実があります。
ただし、全てのスレート屋根が同じ耐久性を持つわけではなく、中には10〜15年で劣化するものもあるため、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。

2:アスベスト含有屋根の寿命

アスベストは元来、耐久性を高める目的で使用されていましたが、その健康への悪影響が指摘されるようになり、2004年以降はアスベストを含む屋根材の製造はされなくなりました。
アスベスト含有のスレート屋根は耐久年数が20〜25年とやや長い傾向にありますが、健康上の問題が浮上しているため、現在では使用を避けるのが一般的です。
もしもアスベスト含有のスレート屋根を使用している場合は、専門の業者による定期的なチェックが必要であり、リスクを最小限に抑えるための適切な対策を講じることが大切です。

3:ノンアスベスト製品の変遷

アスベストが問題視された後のノンアスベスト製品は初期に耐久性に劣るものがありましたが、現在は改善されています。
特に1990~2000年代前半に開発されたノンアスベストのスレート屋根材は、耐久性が低く、寿命が短いものが多かったです。
しかし、これらの製品は2008年頃にはほとんどが販売中止となり、現在市場に出ているノンアスベストのスレート屋根材は、アスベストを含むものに代わって高耐久性を持つ製品が多くなっています。
これにより、スレート屋根の寿命は格段に延び、以前よりもメンテナンスの手間が減少しました。
家のスレート屋根の状態に不安がある場合は、プロの業者による調査を受け、適切なリフォームやメンテナンス方法を提案してもらうのが良いでしょう。

□スレート屋根の修理のタイミングと費用相場

スレート屋根の修理や補修が必要になるタイミングは、建物の築年数や屋根の状態によって異なります。
棟板金や漆喰の補修は、約10年ごとに必要になることが多く、費用の相場もさまざまです。
修理費用は、瓦の交換から棟板金の補修、漆喰の補修まで、作業の範囲に応じて変動します。
台風などの自然災害後の破損や雨漏りが発生した場合は、築年数に関わらず早急に修理する必要があります。
また、火災保険が適用されるケースもありますので、保険の利用可能性も検討しましょう。

1:修理・補修時期の目安

築10年ごとに棟板金や漆喰の補修が必要になり、強風の影響を受けやすい部分には特に注意が必要です。

2:費用相場の理解

修理費用は作業の範囲によって大きく変わり、保険適用の可能性もあります。
プロの業者に相談することが重要です。

□まとめ

スレート屋根の寿命とメンテナンスの必要性、修理のタイミングと費用相場について解説しました。
定期的なメンテナンスと、適切な時期にプロの業者による調査と修理を行うことで、スレート屋根の寿命を延ばし、住まいを長期にわたって良好な状態に保てるのです。
この知識をもって、あなたの屋根を適切に管理しましょう。

当社は地域密着型で、屋根工事や外壁工事を行っております。
枚方市でお家のご相談は、当社にご連絡ください。

TOPへ