外壁塗装コラム

外壁塗装時の換気と臭いの疑問を解消!安心して塗装を進めるためのガイド

外壁塗装は家の美観を保つだけでなく、外壁の耐久性も高める重要な作業です。
ただ、その過程においては、どうしても「臭い」や「換気」の問題について気になる方もいるでしょう。
この記事では、外壁塗装中の換気の最適なタイミングと、塗装の臭いに関する疑問について解説します。

□外壁塗装中の換気の正しいタイミング

*換気が不可能な瞬間

外壁塗装の工程においては、換気が難しい瞬間がいくつか存在します。
足場の設置や解体・養生など、職人が頻繁に動き回る作業の間は、騒音と埃の影響を考えると、窓を開けるのは避けた方が賢明です。
また、室内に水が入り込む可能性がある高圧洗浄中、塗料の臭いが強い塗装作業中なども、換気を避けるべきタイミングです。

*換気のタイミングは限られている

前述したように、外壁塗装の工程では、換気が困難な状況が多いため、換気が可能なタイミングは実は少ないのです。
特に塗装中から乾燥するまでの期間は、基本的に換気は避けるべきです。

ただし、例外もあります。
職人が休憩している時間や、上記の作業以外の時間は窓を開けられるでしょう。
また、まだ塗装されていない面の窓ならば、開けても問題ない場合もあります。
換気を行いたい場合は、事前に業者に確認を取ることが重要です。

*換気扇の活用

窓を開けるよりも、換気扇を使用する方が効果的な場合があります。
事前に業者と相談して、換気口を塞がないように養生してもらえれば、工事中でも換気扇での換気は可能です。

□外壁塗装の臭いとその対処法

1.臭いのピークについて

塗料の臭いが気になりがちな外壁塗装の工程で、そのピークを知っておきたい方もいるでしょう。
外壁塗装では、「中塗り」と「上塗り」の工程、そして塗装が完了して乾燥する日が特に臭いが強くなる瞬間です。
これらの工程は、それぞれ1日を要するため、臭いが特に強くなる期間はこの3日間と考えておくと良いでしょう。

一般的な戸建て住宅での外壁塗装の全工程は、約10日から2週間を見込むのが普通です。
作業がスムーズに進行すれば10日で終わることもありますが、悪天候やその他の遅延を考慮すると、2週間以上も臭いが気になる日が可能性としてはあります。

2.エアコンの使用は問題ないのか

夏場の暑い時期や冬場の寒い時期に、エアコンを使用することで塗装の臭いが室内に漂うことを心配する方も多いでしょう。
エアコンは、室内の空気を循環させて温度を調整する仕組みであるため、エアコンの使用によって塗料の臭いが室内に入るという事態は基本的には起こりません。
エアコンから放出される空気は、外から直接取り込まれたものではないのです。

ただし、注意が必要なのは、塗装作業中に養生された状態でエアコンを使用すると、エアコンが故障する可能性がある点です。
そのため、エアコンを使用する際は、必ず事前に業者に確認を取るようにしましょう。

□まとめ

外壁塗装は家の美観と耐久性を高める大切な作業ですが、その過程での換気や臭いには注意が必要です。
換気できない瞬間とその対処法・臭いが強い期間とその対策を理解し、安心して外壁塗装を進めるための準備を整えましょう。
この記事が、外壁塗装を検討中の方々にとって、一助となれば幸いです。

TOPへ